「手元にGPUマシンを」シリーズインデックス
『手元にGPUマシンを』シリーズ投稿のインデックスページです。
動機。今までのあらすじ。まとめなど。(随時更新中・・・)
動機
今まで初期コスト0で始められるクラウドのGPUインスタンスを使用していました。しかし開発中はコーディング/デバック/休憩/ご飯/犬の散歩/雑用etcで何かとアイドル時間が長く、クラウドVM上で開発するのはコスト的に効率が悪いという結論に至りました(まあ初めから分っていた事ですが)。こまめにインスタントを起動/終了して節約するのも悪くないですが何しろ面倒くさいです。なので今後は手元にGPUマシンを置き、時間課金を気にすることなく開発/デバック/犬の散歩を行い、GPUパワーが必要な時はクラウドのGPU(特に割安なGCPのプリエンプティブインスタンス や AWSのスポットインスタンス)でトレーニングを行う。というスタイルに変えようと思います。本シリーズは、この思惑を実現するために行った環境構築作業・費用などを記録したシリーズ投稿です。
現在までのあらすじ
シリーズ第1回~『[GPUマシンの購入を検討してみた - vz-shark:Dive2Deep』
購入を検討したがお金がないので自作をすることにシリーズ第2回~『自作GPUマシンのパーツ購入 - vz-shark:Dive2Deep』
パーツ集め。組み立て。OSインストール。起動OK。しかし肝心なGPUはまだ購入検討中・・・シリーズ第3回~『自作GPUマシンのPCIe補助電源ケーブルを流用してみた - vz-shark:Dive2Deep』
PCIe補助電源ケーブルを流用(テスタで電圧計測OK)。まだGPUは買っていない・・・シリーズ第4回~『消費電力モニタ付けてみた - vz-shark:Dive2Deep』
肝心なGPUがまだですが、今のうちに消費電力モニタをつけておきます。シリーズ第5回~『自作GPUマシン完成(フェーズ1) - vz-shark:Dive2Deep』
GPUは1080tiにしました。とりあえずGPUマシン(フェーズ1)完成です。
現在までに掛かった費用
- 第1回分 : 0円
- 第2回分 : 70,000円
- 第3回分 : 4,415円
- 第4回分 : 991円
- 第5階分 : 83,980円
- フェーズ1完成時 : 159,386円
- シリーズ通した合計 : 159,386円
GPUマシン(フェーズ1)構成
- ケース : 普通のミドルタワー
- マザーボード : ASRock Fatal1ty X299 Gaming K6
- CPU : Intel Core i7 7800X (6コア12スレッド)
- メモリ : DDR4-2400 16GB x 1 (Singleチャンネル動作)
- GPU : Palit Geforce GTX 1080Ti Super JetStream 風(Palit NEB108TS15LC-1020J )
- ストレージ1 : M.2 SSD (512GB) ※Ubuntuインストール
- ストレージ2 : SATA3 SSD(512GB) ※Win10インストール
- ストレージ3 : USB3.0 外付けHDD (2TB) ※非冗長
- 電源 : Stronger 700W 80PLUSスタンダート ※PCIe補助ケーブル(SiliverStone製)流用
最後に一言
とりあえずGPUマシン完成しました。しばらくこれで運用します。
-続くー