消費電力モニタ付けてみた
『手元にGPUマシンを』~シリーズ第4回~
肝心なGPUの購入がまだですが、先だって消費電力モニタをつけることにしました。GPUは電力食うので今のうちにモニタできるように準備しておきます。
前回までのあらすじと本シリーズについて
消費電力モニタをつける
狙っているGPU(GIGABYTEの2080ti搭載のやつ)の情報を漁っていたら『推奨電力650W』と記載をみつけました。今自作してるPCの電源は700Wなのでギリギリ。ハイエンドGPUはやっぱ消費電力すごそうだな~っということで今のうちに消費電力モニタをつけることにしました。
さっそくAmazon
以下の条件で探しました。
- リアルタイム(まあ3秒に一回ぐらいでいいかな)消費電力を表示
- 電力量(Wh)が積算できる
- 電気代に換算(単価は設定可能)なもの
- 安くて、ディスプレイの横あたりにおけるもの(気になった時ぱっとみれるように)
- 今回の目的以外でも使えるもの
最終的にこれに決めました。
- 出版社/メーカー: リーベックス
- メディア: ホーム&キッチン
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さっそく使ってみる
取り付け
こんな感じです。これなら気になった時すぐみれます。
拡大するとこんな感じ。
緑の「ECO」マーク押すと、消費電力⇒積算使用時間⇒積算電気代⇒1時間あたりの電気代⇒積算使用電力⇒積算CO2排出量 と表示がかわります。あと積算のリセットと電気代単価の設定もできます。
自作中のGPUマシンで消費電力計測
現状でGTX700tiが乗っています。どぐらい電力かかるか測ってみました。(肝心なグラボがまだしょぼいけど)
- アイドル時で85W
- Win10でベンチマークソフト走らせると 最大で150Wぐらい
ただこれは電力負荷試験ではなく、PCスペックのベンチマークをとる普通のソフトです。電力負荷試験する方法だれか教えてください。 - ubuntu上のdocker上の chainerサンプルを
./train_mnist.py -g 0
でGPUで計算すると137W
ちなみに所要時間は、36.6秒 - 今度は同じく
./train_mnist.py
でCPUで計算すると186W
ちなみに所要時間は、373.2秒 - Win10でNiceHashでマイニングすると 119Wぐらい
ハッシュレートは、アルゴリズムX16Rで2.146M H/s
これがハイエンドグラボにしたらどうなるか・・・?
最後に
もともと高価なものではないので、あまり考えずに買ったけど以下の機能もほしかった・・・(今更)
- バックライトがつくもの(若しくは視野角が広く見やすいもの)
これは工夫して、電力モニタが自分の目線の方(斜め上)を向くようにスペーサーを入れたら見やすくなったのでOK。 - ピークホールド(最大消費電力)ができるもの
これは工夫じゃカバーできないね〜。見張るしかない・・・。あとファンの音で感知・・・。
でもまあ、やりたかった事はできたからよし。
【これまでにかかった費用(パーツ代のみ計上)】
~<今回購入分詳細> ~
- 節電 エコチェッカー ET30D = 991円
- 合計: 991円
~<シリーズ通した全体>~
- 第2回分 : 7万円
- 第3回分 : 4,415円
- 今回分 : 991円
- 合計 : 75,206円
肝心なGPUがあいかわらずまだです・・・
-続くー